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医師の労働時間について

医師はたいてい勤務する病院の開院時間に仕事をしますが、耳鼻科や眼科、皮膚科のように急患が出にくい診療科の場合には開院時間通りに仕事をすることができます。しかし、小児科や産婦人科、急患科などは急に呼び出しがかかることもあります。また、内科や外科の医師であれば長時間の労働時間や徹夜明けからそのまま翌日の勤務へと続くこともあります。基本的には休診日を医師の休日としているケースが多いですが、症例の研究や教授の学会の論文を手伝う時間にあてることもあります。また、大学や研究所などの研究機関で働いている場合には、当直や呼び出しがないため、規則正しい勤務時間を確保することができます。しかし、研究職であれば学会前は忙しく残業が続くこともあります。24時間体制の大きな病院ではなく、街の診療所やクリニックなどの開業医などの場合は、労働時間や休日が決まっているため、急な呼び出しもなく短い勤務時間で休暇も取りやすくなります。

医師の労働時間について

医師の労働時間は開業医、勤務医の双方が非常に長いです。医療機関で直接患者の治療を行う時間は短いです。しかし、院内の会議への出席、地域住民とコミュニケーションを取る場への参加、自身の専門分野の研究等診察室でのケア以外に多くの事をしなければならないため医師の労働時間は長くなりがちです。複雑化、多様化する患者や家族のニーズに適切に対応しなければならないためその時間は長くなっています。結果、心身の状態が悪くなり長期間にわたって業務を休んでしまう人が少なくないです。労働時間を管理し、医師の健康を重視したシステムを構築しても医療現場でのイレギュラーな対応を継続する事によってすぐにそれは無意味なものになります。労働の時間をしっかりと管理しなければ医療従事者自身が嫌な思いをするだけではなく、医療サービスを必要とする患者が安定的に良質なサービスを受ける事が難しくなるという問題があります。この問題は多くの人々の健康問題につながっています。

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